個人的に好きな漫画シリーズ
ということで今回は好きなシリーズもの「漫画編」
↑のジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公)の画像はこちら↓のサイトでダウンロード可能です
…Twitterアイコンって書いてあるけどブログの中で使うのも有りだよね?(怒られたら消します)
…後ろ2つはここ20年程の凋落ぶりを見るに読むに堪えない内容ですが(初期は面白かったのに…!)
子供にも読んでほしいんですが、3歳には早すぎるし何より趣味の押しつけは良くないな…と反省(妻は普通にワンピースとかが好きで、クセの強いジョジョ・バキ・カイジは読んでくれない…)
最初に紹介するのは荒木飛呂彦氏の代表作ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
ジョジョは個人的には4部中盤(岸辺露伴登場時)から5部がオススメですが、一般的には不人気な6部(ストーンオーシャン)も結構…というか6部終盤は長く続くジョジョ作品の中でも一番好き
ただ一般層に受けるのは7部(スティール・ボール・ラン)でしょうか
他作品に比べて絵柄のクセが抑えられ、話の内容やスタンドの能力もシンプル
それでいて「ジョジョ・エッセンス」とも言えるジョジョシリーズに共通する人間讃歌がテーマとなっており、善悪の線引が以前よりも現実的で際どい、ともすれば善と悪が逆転し得る絶妙な内容となっています
特にラスボスが善であったか悪であったかの判断は読者によって分かれるところではないでしょうか
読み切り作品でいうと死刑執行中脱獄進行中はマズマズ…
変人偏屈列伝は荒木氏による脚色が多く(また原画担当が荒木氏本人でないこともあり)個人的にあまり好きになれない…(ただ昭和の「虚業家」康芳夫氏が載っている点では貴重…しかし漫画では脚色が多いため氏について詳しく知りたい方は書籍「虚人のすすめ」もしくは倶楽部ヤプーサイトへ)
でも一話完結型の岸辺露伴は動かないは全体を通してかなり好み(その中でもThe Runの話がお気に入り)
ああいう話が通じないない負けず嫌いのカルト的筋肉信仰者の人いそう…いや絶対いる(断言)という感じが伝わってきて、スタンドが出てくるフィクションの世界でありながら独特のリアリティがあります
話は変わって板垣恵介氏によるバキシリーズ
バキはグラップラー刃牙から続編のバキ(擂台祭編)までならオススメできますが、アライJr編からは焚書無かったことにしてほしいところ…
主人公の刃牙とヒロインの梢江との初エッチを描いたバキ特別編SAGAはゲテモノ珍味奇食の類に目が無い人にはオススメですが、仮にトラウマを植え付けられても責任は一切取れません
同じ板垣氏の作品でいうと、古参ファンの間で今なお評価が高いのが往年のプロレスファンで知らない人はいないグラップラー刃牙外伝(ジャイアント馬場をモデルにしたキャラと今年逝去された猪木氏をモデルにしたキャラが幻の対決をします)
…最近、猪木氏の逝去により週刊少年チャンピオン誌上で公開された猪木氏がモデルのキャラクターが主人公の読み切り作品(賛否両論)がありましたが、私は公開されて良かったと思っています
(また、遠からず単行本化されることを願っています)
最後に福本伸行氏の作品ですが、福本氏の代表作品であるカイジは読むなら沼(パチンコ編)までですね
それ以降はやはり焚…
同じ福本氏の漫画で、週刊少年マガジンでは残念ながら打ち切られてしまった(ただ作品としての完成度は高い)自立とは何かを問うた不良漫画、無頼伝涯は中高生必読の書と言えます
福本氏による未完のギャンブル漫画(というより無頼伝涯以外で完結したと言える福本氏の作品自体あまり無いんですが…)銀と金には初期のカイジのような緊迫感と密度がありこちらもオススメ
頭を空っぽにして楽しめるという意味ではタフシリーズも結構好き(愚弄)で、部分的に見ればアート漫画のGOKUSAIや任侠漫画の傷だらけの仁清も、打ち切りになったRUNIN(核戦争後のアメリカで生きる日本人を描いた話)も好きでRUNINは今でも再開してほしいと思っています
知名度はさておき、プロレス漫画のロックアップ(完結済み)は広く知られれば更にヒットするんじゃないでしょうか
潰れかけのプロレス団体で、ウソつきだけど自分のためではなく周りの人のためにウソをつく、そんな主人公の性格が憎めない(お決まりの猿展開も散見されますが、話としてまとまっていて何よりプロレスファンなら絶対好きになる作品です)
猿渡氏の漫画の中で一般層に受ける作品という意味では高校鉄拳伝タフ終盤から続編のTOUGH-タフ-まででしょうか
TOUGH-タフ-の続編に当たる龍を継ぐ男(現在も連載中)は序盤こそ勢いがあったものの怒涛の猿展開で残念ながら一般層の読者は軒並み離れたように思います(悲しき今…)