世に言われる東京の「地域性」はウソのようで実は殆ど真実という話
東京の▲▲区の家賃は高い上に■■だの
●●市は変な人が多いだの危険だのと
ウンタラカンタラ...
ウンタラカンタラ...
好むと好まざるとに関わらず
東京の中での「地域性」というのは(江戸からカウントしても歴史なんて浅い上に地理的にも超狭いのに)媒体を問わずアレやコレやと好き放題に言われたり書かれたりしています
こうした噂話のようなある種の風評は事実無根の嘘八百...なようで
...残念ながら悪いものほど合っていますね
東京Deep案内で語られる「住みたくない街」では不動産業界が決して触れないその街のマイナス面が忌憚なく述べられています
逆に住みたい街ランキングで語られるような都合のいい内容は疑ってかかるべきですね
よく持て囃される中央線のナントカ駅なんて駅前はゴミゴミしてて乱雑でオシャレカフェ的な場所なんてのは実際のところ極々一部だけですよ
しかもそういうものって身近にあればあるほど飽きるのも早いのでそこに永住するかというと...
個人的には「たまに行ければいいかな」という感じ
しかし毎度のことながらこの手の話は何か正解があるわけではなく、結局それぞれが好き好きに住む場所を決めればいいことなので、住まいひとつとっても万人に共通する解は存在しないという平凡凡百な話に帰結してしまいます
ただ言えるのは、現代日本は封建社会ではないため財布の事情さえクリアすればどこに住んでもいいわけで、すると当然イヤな街には住まなくなります(同じ家賃で別の街に住めばOK☆)
つまり必然、その街に残るのはその街が好きな人やそこに居て居心地が良いと感じる人たちになるため、長い時間の中で街ごとに特定の傾向や特色を持つようになるわけです
煌びやかなものを好む人は煌びやかな街に残り、ステータスを好む人はステータス的な街に残り、呑んだくれは呑んだくれの街に集まり残る
(異分子は取り除かれ類友の完成☆)
世間的なイメージや業界の思惑で語られる街の良さというのは脚色だらけで実態とはかけ離れているので「その街の特色がマイナス面を含めて自分に合っているか」で住む場所を決めるのがベストではないでしょうか
戦後80年近くが経過し三世代を経たことで東京の地域性は良くも悪くも拭い難いものが形成されてしまいました
嗚呼...やんぬるかな...