諸行無常の世の中では賃貸最強
お題「みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか? 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか?」
私の場合、将来が分からない中で数千万円の借金をすることに抵抗があって基本的に賃貸派です
ただ、今住んでいる場所も以前住んでいた場所も「永住するならここかなぁ」と思えるくらい良い場所で、持ち家派の人の考えも理解できます
しかし(あくまで自論ですが)あらゆるものが目まぐるしく変化する世の中では戸建てでも分譲マンションでもなく賃貸こそが最強だと私は考えています
何より賃貸は自然災害に強いですからね
命さえあれば生活の立て直しも可能です
逆に持ち家となるとこれが難しい
半端に破壊されただけで形が残っているばかりに(保険に入っていても)補償が少なかったり借金だけが残ったり、他人に貸していれば建物や人命に対して責任が発生したりと懸案事項が多過ぎます
もっとも法律上の要件を満たしていれば免責事項ですが、それでも道義的な責任は免れませんし建物自体が事故物件化してしまいます
自然災害を抜きに考えてもやはり賃貸が最強
部屋の数を増やしたり減らしたり自由にできるのは土地が余ってる地方の戸建てだけで通常はまず不可能
親子が共に生活する時間というのも長いようで実際には短いもので、子供部屋なるものが必要なのは12歳から22歳までの10年間
子供が自立すれば子供部屋は必要なくなりますし、それに伴って親もまた必然ライフスタイルが変化します
子供部屋付きの家やマンションを結婚直後に買っても(実際にはリビングが子供部屋兼遊び場になるため)最初の12年間は持て余すわけですし子供部屋を有効に使えるのは35年ローンの内の10年間だけ
何よりサラリーマンの場合ヘタに住宅ローンを組むと「逃げられないだろう」とばかりに会社から無茶苦茶な転勤を命じられたりしがちですからね(まったく陰険なもんです)
もし家を買うなら老後にキャッシュでですかね
それもまぁ分かりませんが
健康には留意した上で老後のことは老後に考えましょう
終の棲家を買うのは後々でOK
東京を見てもファミリー向けの街もあれば学生向けの街・年輩者向けの街などがあるわけで、ライフステージごとに賃貸で住み替えるのがベストではないでしょうか
老後どこも貸してくれなかったら550万円狭小住宅を買いましょう