実家が極寒だったおかげか寒さには強くなったけど3月の青森の寒さには堪えた話
実家が築古の和風建築だったおかげか寒さには強い身体になりました
およそ断熱材などという気の利いた物は無く、冬場は家の中が外より寒いという珍現象が起きます
しかしそれでも3月の青森の寒さは堪えました…
いやぁ10年ほど前に旅行で行ったんですが、3月の青森がこんなに寒いとは思いませんでしたね…
普通に雪が降ってて道路脇を見れば雪がうず高く(それこそバスより高く)積み上げられていて、現地の方曰く「5月にならないと雪は溶けない」んだとか…
ひぇぇ…
何より驚いたのが寒さで肌が痛いという未知との遭遇
東京ではまず体験し得ない寒さであることは温度計を確認するまでもなく自身の身体でハッキリと理解しました
ホテルまで歩く間も歯も身体もガタガタ震えて止められない…
後から知ったことなんですが、人は寒いと筋肉を震わせて熱を作るため、あまりに寒く沢山の熱を必要としている場合は全身の小さな筋肉(首や顔の筋肉まで)総動員するんだとか
結果、口を閉めておく筋肉も震わせるので歯も一緒にガチガチ震えて止まらなくなる(本能によるもので抑えられない)
いやはや恐ろしい…
もし無事に東京に帰ったら強く生きようと思いましたね
艱難辛苦汝を玉にす
(それとはちょっと違うか…)
寒さのことばかり書きましたが、青森には三内丸山遺跡や恐山、津軽海峡、ねぶた祭などがあるので是非一度足を運んでみてください
(もちろん冬の時期を避けながら)
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は外観が前衛的で中の展示も充実しているのでオススメです
ここまで色々と書きましたが、個人的に一番印象深かったのが市場(新鮮な海鮮丼が食べられる)での年配の方々の元気な姿
そこには東京では見ない活気があって、翻ってみるに東京は生き甲斐を見つけづらい場所なのかな、なんてことを感じました
私は単なる旅行客で青森県には縁もゆかりも無いんですが(親戚も友人もゼロ)今でも冬になると当時の情景を思い出します