まこぱるぴ

幼児との生活あれこれ https://twitter.com/mktysd192

なぜ飲食店で出される水はデフォで氷が入っているのか問題と現代人のワガママさ加減について

妻は冷たい飲み物が苦手で常温が大好き

外食するといつも

「こんなに冷たくなくていい」

「氷なんて入ってなければいいのに」

と言うんですよ

私としては

(じゃあ氷抜きって最初に伝えればいいのに…)

と思うんですが、たまにしか外食しないことに加え、こちらが席に着くと同時に氷入りの水が秒で出されて店員さんも忙しなくそのまま立ち去ってしまうため中々上手く行かず(そして私自身も忘れがち)

しかし人間というのはどこまでもワガママなもので、氷入りとはいえ水も机も椅子も美味しい料理も綺麗な空気もあるのに目につくのはそんな細かいことばかり…

これが不幸の始まりというもので、仮にその店の常連と化してレベルの高い店員さんが察して氷無しの水が当たり前のように出されるようになったら、今度は料理が出てくるのがちょっと遅いだの店員さんの案内の仕方がなってないだの同席者や周囲の人のマナーがああだのになるわけですよ

もっとこう

「あぁ、こんなに冷たい美味しい水が当たり前のように出てくるなんて嬉しいなぁ」

と思えば幸せなのに

バスに揺られているときも

「バスが動くなんてすごいなぁ」

と感じれば普段目にする街の風景もまた変わるというもので

当たり前の基準って上がれば上がるほど不幸に近づくんですよねぇ

逆にこの基準が下がれば下がるほど幸福体質になれるんですよ

話が色々飛び飛びになりますが、私が園児として通っていた某幼稚園は給食は不味いわ御稽古と称した謎のしばき倒しを教育と勘違いして実行してくるわ親からウケが良いからって小賢しい知育にばかり力を入れるわで散々でしたが、それに比べると今子供を通わせている幼稚園は良いこと尽くめ

でもね、他の親御さんと話をすると「前の園長先生の方が良かった」だの「引っ越してくる前に通ってた幼稚園ではこんなこともしてくれたのにここの幼稚園はしてくれない」だの不平不満がそれぞれにあるんですよ

満たされているからといって幸せとは限らず、むしろ失望や欠乏感に苛まれるという

まさに禍福は糾える縄の如し

もうね、不満というのは探し出すとキリが無いんですよ

たとえば最近の玩具って本当に精巧に出来てて

↑これとかもう本物と遜色ないところまで来てるんですが、こういうのを買ってもらっても今度は愛車(※ただの玩具)がキズついただのなんだので騒いだり友達とのマウンティングに興じるわけでね

んなダンボールでも使って車を運転しているつもりになってごっこ遊びしている方がまだ幸せというもので…ねぇ?