まこぱるぴ

幼児との生活あれこれ https://twitter.com/mktysd192

その昔、生徒として在席していた某予備校の教室責任者が典型的パワハラ上司だった話

10年以上時が経っても固有名詞は出せませんが、私が生徒として在席していた某予備校の昔話

…もといそこの教室責任者の方が典型的パワハラ上司だったという話をしたいと思います

 

今や時効…のはず…

 

早い話、予備校というのは大なり小なりどこも宗教みたいなもので、信仰心が強く功徳の実証があれば(要は勉強熱心で結果が伴えば)褒め称えられ、逆に信仰心が弱く功徳の実証も無ければ(勉強熱心でなく結果も出なければ)心を根っこからへし折られる場所なので、それはそれはパワハラオンパレードの場所でした

 

もう当時の教室責任者が予備校の施設内にいるかどうかは駅から建物を見れば分かるくらいに鬼気迫るものがありましたからね…

 

社員ポジションの方は辛うじて感情を抑え日々心を灰にして働いていましたが、アルバイトの方がトイレで泣いているのを見たのは一度や二度ではありませんでしたし、在籍中の生徒が教室責任者の方によって詰められたあまり、人目を憚らず感情を露わにし、それがまた教室責任者の言葉(全て正論であるが故に優しさはゼロ)によって更に上から叩き潰される場面を目にすることも決して珍しくありませんでした

 

ここまで自分で読んでも「いや、それ絶対ヤバいし辞めるか他に移るべきだろ」と思いますが、当時は目的があって他に行く場も無く「ここしか無い」と思っていました

(振り返ってみるに、残念ながらそれがある意味正しかったわけですが…)

 

部下に電話口で怒鳴り込むのは序の口で、面と向かって「てめぇなんか辞めちまえ!」と従業員を罵倒し、夏期講習や冬期講習の挨拶では開口一番「(講習も受けずに受かろうだなんて)受験舐めやがって…!」とその場にいない人への恨み口を述べ、印刷機のインクが無くなったら誰よりも早く(且つ乱雑に)カートリッジを取り替え、私が「…ありがとうございます(小声)」と述べようものなら『そんなこと一々言う暇あるなら少しでも勉強しろ!』と言い捨てる始末…

(もはや普通の会話が出来ない…)

 

休日の朝、教室が開く前に教室前で参考書を開いて待機していたら一番にその教室責任者がやってきて「こんなところで立って勉強するくらいならすぐ開けるからここに連絡しろ」と電話番号を教えてくれたり、ここまで来ると優しいんだか優しくないんだか…

 

(…いや、殴っておきながら優しい声掛けとともに絆創膏くれるタイプのDV彼氏だな、これは…)

 

 

…まぁ私は母親に鍛えられていたこともあって教室責任者の怒鳴りや怒号には基本的に取り合わずやることやってたのでダメージ少な目でしたが、直属の部下や直属の生徒が受けたプレッシャーたるや凄まじいものがあったと思います

 

その甲斐あってか(?)その教室責任者が担当した教室(部門)は僻地であったにも関わらず常に某エリアナンバーワン

 

私が卒業した後に超出世したと後々になってから聞きました

 

 

ん〜…企業としては結果を出す人が欲しいだろうし、上司ポジションにいる人の上司(役員陣)からしても結果を出す人に現場を任せないと自分の首が危ういわけで、必然この手の新進気鋭のパワハラモンスターを重宝してしまうものですが「でもそれって本当に良いのかな?」と今でも思うところがあるんですよねぇ…

 

今もその人の部下や部下の部下、生徒たちがしばき倒されていると思うと戦々恐々…

 

正直言って自分の子供をそんなところに放り込みたくはないので、たとえ「良い予備校」と呼ばれている場所でも親として現場は慎重に見極めたいですし、子供には他の選択肢を用意してあげたいな、と当時の出来事を反芻しながら日々感じています