まこぱるぴ

幼児との生活あれこれ https://twitter.com/mktysd192

学校も会社も住む場所も、そこの建物や設備が新しいかどうかは選ぶ上で全くアテにならない

最近ちょっと話題になっている新しい建物(学校)があって、妻は「新しいから」とやたらとそこに子供を入れたがるんですが、私はそこの建物が新しいかどうかって入るかどうかを決める上で畢竟関係無いと思うんですよね…

 

もちろん古すぎて倒壊の危険があるとか不衛生なのはイヤですが、本当に大事なのはそこの建物が何年前にできたとか、このコンクリが何年前に練られたとかいうことではなく、その場で良き人間関係が築けるかどうかではないでしょうか

 

互いの尊敬のもと、良き人間関係が築ければ廃墟でも楽しめますし、逆に真っ当な人間関係が築けなければピカピカの真新しい設備もただ虚しいだけです

 

とはいえ現実には入ってくる人たちは自分たち含めランダムで、予測できない部分が大いにあるため(その場所が大丈夫かどうかある程度の確度で予測可能な)事前に目をつけチェックすべきポイントがいくつかあります

 

①建物や設備が「手入れ」されているか

②明らかなセキュリティ上の不備が無いか

③保護者や外部からの見学者が参加するイベント「以外で」見せる先生や生徒(会社であれば社員)の顔色がどうか

 

それぞれ見ていきましょう

 

①建物や設備が「手入れ」されているか

どんな建物や設備もいずれは劣化していきます

それ自体は避けられないことですが細やかな手入れ(掃除)を日々行うことでその劣化を遅らせ、時間の経過とともに味わい深いものにすることは可能です

特にトイレやエアコン・換気扇は顕著です

すぐには目につかない、通常後回しにされがちな場所が衛生的に保たれていれば、その他の場所の掃除にも気が配られているという証拠になります

逆にトイレの床や壁、エアコン・換気扇のフィルター掃除が長らくされていないのが外見からも分かるほどヨゴレていれば限りなく赤信号です

もし切れたまま交換されず放置されている照明があれば尚更問題です(普通は誰かが気づいて必要な部署に報告しますが、それも行われていないということを意味しているため)

 

②明らかなセキュリティ上の不備が無いか

先ほど①で挙げた照明の話に近い内容ですが、たとえば外灯が切れたまま放置されてたり、鍵をかけるべきはずの門が開いたままだったり、植え込みが荒れていて柵の下に隙間ができている場合、その学校はアウト

他を探すべきです

一番に守るべき子供たちの安全が確保されておらず、誰も問題意識も持たない場所は遠からず大きな問題が起きます

本来であれば当事者(保護者や教員)が声を上げるべきですが、それも無いという証左です

これからお子さんを入学させる立場にある親御さん(貴方)が仮に声を上げても通らない可能性が高いでしょう

君子危うきに近寄らず、です

 

③保護者や外部からの見学者が参加するイベント「以外で」見せる先生や生徒(会社であれば社員)の顔色や雰囲気がどうか

保護者や外部の人間が参加するイベントで見せる先生や生徒(特に私立で顕著)の顔は十中八九作り笑顔です

それ「以外」で見せる先生や生徒の顔色や雰囲気が悪ければ、それこそがそこの学校(社会人にとっては会社)の真の姿でしょう

通常、社会人の方が日中に時間を取るのは難しいところですが、テレワーク中のどうでもいい会議などを利用して適当に抜け出して、時間帯や曜日を変えて非公式にその場を複数回「見学」すれば明らかな地雷は避けることができます

 

住む場所と同じで学校もそこに入ってくる人たちはランダムで予測不可能なところがありますが、①②③を押さえて見ていけば、仮に問題が起きてもスムーズな解決が望めます